PENICILLIN 「BLUE HEAVEN」
- アーティスト: PENICILLIN
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
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まともに聴いたのって 「Ultimate Velocity」 以来なんですが、その頃のイメージからほとんど変わってなくてビビった。ザクザク切り込むギターがヘヴィロック要素を感じさせる以外は、10年前のV系バブル時代からまるでブレを見せないビートロック。歌詞が 「時空を今突き抜けろ」 とか SF シューティングゲームなノリだったり、コミカルでB級チックな所があるのも相変わらず。彼らの王道チューンであろう 「神風SURFER」 や 「Galaxy Train」 等の、サビに入るとベタながらも力強く開けるメロディと疾走感は聴いててそれなりに気持ちの良いものですが、やっぱり今の時代にはあまりそぐわないんじゃないかという疑問の方が大きかったです。 「hyper chord」 の出だしとかフレーズも音色も10年前 （もしくはそれ以上） のV系そのまますぎてコケそうになるし、 「hyper kids 〜東海大学物語〜」 の青春パンクもネタとして古い気が…。昔からの姿勢を崩さずに貫き通すのは良いですけど、それならもっと若手に負けないくらいのフレッシュな現役感が欲しい。すいません俺にはちょっとキツかったです。
