大槻ケンヂと絶望少女達 「人として軸がぶれている」

アニメ 「さよなら絶望先生」 テーマ曲のために結成されたユニットの、おそらく最初で最後の音源。


オーケンのソロ名義みたいですけど、要するに特撮+女性声優ですね。表題曲はヘヴィなギター、流麗なピアノ、しなやかなドラム、どれをとってもまさしく特撮。そこに萌え萌えな声優ヴォーカルがアクセントとして入るんですが、特撮の場合ゲストヴォーカル入ってる曲って今までにも数多くあるんで、正直新鮮味は感じられないです。また曲自体も昔のようなキレ/濃さが無く、入り込めずにスルッと聴き流してしまう。さらに去年は同じようなポジションで、 「大槻ケンヂと橘高文彦」 として色んな意味で強烈なインパクトのある曲を出してるもんで、どうしてもそれと比べてしまうんですね。その結果やはりこの曲は弱いと。もう特撮は旬が過ぎてしまったのかなあ…と残念な気分になってしまいました。そしてカップリング 「強引niマイYeah〜」 は特撮全く関係なくて、絶望少女達のみによる完全アニソン。ピアノやホーンも入ったジャズ仕様なのは良いんですけど、やっぱりヴォーカルが…。部屋で一人ぼけーっとこれ聴いてる俺こそが人として軸がぶれてるんじゃないか、とか思いました。泣ける。


Rating: 4.8/10
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