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ours 「mercy...dancing for the death of an imaginary enemy」

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Mercy: Dancing for the Death of an Imaginary Enemy

Mercy: Dancing for the Death of an Imaginary Enemy

ニューヨーク出身、 Jimmy Gnecco を中心とした5人組の4作目。初めて聴きました。


音的にはオルタナギターロックに当たると思うんですが、決してそれだけでは括れない魅力を持ってます。どの楽曲もベタなドラマ性に富んだ展開を見せ、 Muse あるいは Mars Volta を思わせる程の過剰な熱量を放出してます。ヴォーカルはファルセットで高らかに歌ったり低く囁くように迫ったりと役者のごとく表情を豊かに変え、耽美かつ刹那的なロマンチシズムに満ちたゴシックワールドを演出。その独自の世界観を構築することに対する迷いの無さは聴いてて痛快なくらい。なおかつ演奏は透明感あるギターサウンドを骨のあるリズム隊がしっかり支えており、壮大な広がりとボトムの強さを同時に感じさせ、純粋なロックとしても十分な聴き応えを持ってます。特に 「the worst things beautful」 のアッパーなグルーヴ感、禍々しいムードを醸し出す 「murder」 からメロディの陶酔度が最高潮に達する 「god only wants you」 、さらに 「live again」 「willing」 とだんだん勇壮なスリリングさを増して終末にひた走っていく濃ゆさ満点の流れ、この辺には思い切り惹きつけられました。これはオススメ。


Rating: 8.8/10
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