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湯川潮音 「灰色とわたし」

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灰色とわたし

灰色とわたし

フルアルバムとしては2年半ぶりとなるメジャー2作目。


穏やかに爪弾かれるアコギと本人の伸びやかで丸みを帯びたヴォーカル、時には優雅に靡くヴァイオリンや軽快なマンドリンの音色。目立つ装飾と言ったらそれくらいという至極シンプルな構成で、欧州のトラッド/フォークミュージック路線を直球で行く内容になってます。土着的なパーカッションが程良く躍動感を醸す 「しずくのカーテン」 等もありますが、基本的にはゆったり和やかに歌声を聴かせることに専念。アコースティック楽器の繊細な響きやハーモニーの重ね方にもひどく気を配った、非常に耳馴染みの良い仕上がりになっているのですが、ここで意外性やドラマ性を求めるのは俺が間違ってるんでしょうか。メインとなるメロディがいつもに増して地味な上にアレンジまで地味になってるので、正直一聴した時の掴みは非常に弱いです。歌詞も何処となく幻想的でリリカルなのは良いけど結局何を言いたいのかよく分からんし、聴き所をはぐらかされてばかりな気がして居心地の悪い状態が聴いてる間ずっと続いてました。ちょっと老成しすぎというか、雰囲気に酔いすぎじゃないかと。


Rating: 5.8/10
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