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アーバンギャルド 「少女は二度死ぬ」

少女は二度死ぬ

少女は二度死ぬ

東京出身の5人組による、ボーナストラックを加えて全国流通となった初のフルアルバム。


チップチューン的な音色も導入した装飾過多のニューウェーブ/テクノサウンドに、渋谷系ラウンジ/フレンチポップ路線のオサレなメロディ、そこに処女/思春期/生理/リストカット/教師/戦争/クスリその他諸々、とりあえずその辺のサブカル少年少女にウケそうなモチーフを片っ端からブチ込んだ歌詞世界。さらに微妙にヘタウマな女性ヴォーカルをバンドの顔として配置し、スーツやらダッチワイフやらの視覚面にも気を使って、もうお膳立てに一切の抜かりなし。デビュー盤の時点でこっちが不安になるほど狙いの焦点が定まり過ぎてて、こんなもん本人がどう弁解しようが奇を衒いまくったキワモノ以外の何物でもないですよね。しかしキワモノの範疇で見るとあまりにもヒネリがないと言うか、分かりやすくてインパクトのある部分だけ詰め込んだだけで深みや個性は感じられなかったです。 「セーラー服を脱がないで」 「ヌーヴォーロマン」 あたりは特にメロディが冴えてて良かったけど、目的と手段が完全にすり替わったような狙い澄ましオーラが全体に蔓延しててどうにもキツかった。これならヤプーズ聴きますよ俺は。


Rating: 5.0/10
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