SUMMER SONIC 09 OSAKA 1日目


また行ってきたにょ☆ これでもう5年連続になるサマソニ。今年は10周年記念ってことで3日間に拡大、そうなったら3日行くしかねーだろって感じで。


サマソニを十分に楽しむためのコツとしましては、とりあえずクソ暑い&音悪いの二重苦はある程度受け入れなきゃダメだと。それくらいの寛大な心がなきゃダメだと。メンツに関しては毎年キャッチーで面白い所を揃えてきてるし、ステージの配置が変わってたり昨年よりもトイレやテントが増設されてたりと、改善されてる部分も確実にある。できるだけ良い面に目を向けていかないと文句言い出したらキリないですからね。あとフジは 「こんな人は来てませんよね?」 みたいな感じで客のマナー向上を図ってましたが、正直フジもサマソニも客のマナー的には大して変わらんっすね。どうもフジは環境対策やら愛と平和やらを掲げて自分のポリシーをアピールする自尊心みたいなのが鼻につくことがありますけど、実際その辺にゴミ捨ててるヤツは捨ててるし写真撮ってるヤツは撮ってるし、別にどっちが上ってことはないなーとかそんなことグダグダ考えながらスタート。この日は晴れ時々曇りでまだちょっとマシな灼熱具合でした。


FACT @ SKY STAGE
朝早くに起きてオープニングアクトから。高いチケット代払ってるんだから少しでも元取らないとな!そんでこの逆輸入5人組ヘヴィロックバンド。アー写では全員能面被ってたけどライブは素のままで登場。1曲目で 「a fact of life」 演っちゃったらもう見どころねえんじゃねーかな…。やはり世界基準とか言ってるわりに曲の作りは在り来たりで、しかもメインヴォーカルのフロントマンとしてのオーラの無さが泣ける。デス声はギターが担当してるし、予想外に小さい体つきなのに大して動いたりしないんだもんなー。ライブ見ると印象変わるかもと思ったけど、やっぱり残念なままでした。


そのあとオーシャンステージ行くとマーサスなんとかが虫のような絶叫で煽ってて、そしたら嫁のオセロ松嶋が出てきてキャーキャー言って、なんか Nirvana のカヴァーとか始めたりしたので 「そういうの学祭でやってくんねーかな」 と素朴に思いました。こんなんが10周年の幕開けってどうよサマソニ


THE VERONICAS @ OCEAN STAGE
初めて聴いた。オーストラリアのセレブ姉妹デュオ+バックバンド。曲はたぶんアブリルとかに近いガールズポップロックですかね。ブロンドのお姉さんが結構厳ついシャウトをカマしてておおってなった。メロディもキャッチーでそこそこ良かったと思います。まだ朝イチで客は少なく、遠くの方で座ってのほほんと聴けたので良かったです。機会があればそのうち聴く系 (そして何となく忘れ去る系) 。


MUTEMATH @ OCEAN STAGE
前から評判の良さを耳にしてて気になってたニューオーリンズ出身の4人組。昨年もサマソニに出演してて、その時のパフォーマンスが強烈だったので2年連続で抜擢となったらしく、どんだけアグレッシブな曲でグチャグチャなことやるんだとか、始まる前はそんなイロモノ的なことばっかり期待してた。中途半端な予習しちゃダメですね。確かにキーボードの上に頭のっけて前転したりドラムセット3人で叩き出したりと破天荒な部分もありましたが、楽曲自体はエフェクトを駆使したエレクトロ系のサイケデリックな浮遊感と、バンド演奏の骨太なダイナミズムが自然な形で融合し、そこに渋い味のメロディを滲ませる良質オルタナポップでした。朗々と歌うヴォーカルを筆頭に大きな広がりのある力強さがサウンド全体に感じられ、初っ端の 「Typical」 や 「The Nerve」 なんかは特にメインステージのスケールにも合ってたと思います。良かった。


ここでオアシスにメシ食いに行くとたむらけんじの焼肉屋が屋台出しててちょwwwってなる。しかしここのカルビ丼、濃厚な甘辛タレが効いてて超旨かった。カレーだとさらに柔らかく煮込まれてて尚良い。たむけん侮りがたし。今年のメシはほとんどここに入り浸ってました。そのうち本店にも行きたいなー。常に満席とかで未だに行ったことないのよね。


GRIZZLY BEAR @ SONIC STAGE
この時点で早くも暑さにダレてしまったので、屋内に涼みにきました。ブルックリン出身のインディロックバンド。多重ハーモニーで牧歌的なメロディを聴かせたり、その一方で演奏陣はマニアックな凝り方をしたアレンジだったり、まーいかにも Pitchfork でウケそうなバンドだなという感じ。決して悪くはないけどそこまで惹かれもしない、つーかほとんど寝てましたすいません。


ユニコーン @ OCEAN STAGE
マキシマムザホルモンと被ってたのでどうしようかなと思ってたけど、ホルモンは何回か見たしせっかくなのでとまたもミーハー根性丸出し。彼らもバンドブーム期に絶頂を迎えて伝説と化し、そして復活を遂げたバンドの一つなわけですが、やっぱりこういうバンドって思い入れが重要な位置を占めてるのかなー。正直俺はユニコーンに関してはまともにアルバム聴いたことない門外漢なのですけども、そんな門外漢さんの感想としては 「思ったより普通」 という。歌詞がやたら俗っぽくて面白いとは思ったし、 「すばらしい日々」 「ヒゲとボイン」 とか聴けてちょっと嬉しかったけど、そこまで度肝を抜くベテランの凄味みたいなのは無く、淡々と演奏してるだけで少し肩透かしでした。もっと 「大迷惑」 とかフェス向けのサービスとして有名曲バシバシ演ってくれれば良かったのにねー。素直にホルモン見とけば良かったかもと少し後悔。


CAVALERA CONSPIRACY @ SKY STAGE
Sepultura として伝説を残してきたカヴァレラ兄弟の陰謀。俺はその Sepultura 時代のことはよく知らないですけども (そんなんばっかだな) 、とりあえずブラジル音楽とメタルの融合ということで、ブラジルの国旗がペイントされたギター使ってたり愛国心バリバリ。途中では 「Chaos A.D.!!」 と煽ってたけどひょっとして Sepultura 時代の曲も演ってたのかな。だけど楽曲は予想よりブラジル的な土着っぽさは薄く、スラッシーな疾走感で攻め立てる剛直ヘヴィメタルサウンドという印象でした。個人的には…うーんちょっとしんどかった。確かに迫力あって格好良いとは思うのだけど、同じパターンばっかりで攻められるとさすがに疲れてきてしまう。程良い所で途中退出。


GOGOL BORDELLO @ PARK STAGE
本日のトリ。ニューヨークで結成された多国籍大所帯バンドですね。最初はフィドルアコーディオンによるトラッドフォーク調の曲でユルーくスタートし、そういうワールドミュージックの類かと思ったら程なくして残りのメンバーも登場、そっからはもうパンクもディスコもブチ込んで一気に加速度ついたジプシーパーティに早変わり!2ビートがくればモッシュ、4つ打ちがくればダンスです。どっちがきても死ぬ気で参れ!曲は初聴きでもすぐにコーラスに参加できるほどキャッチーな作りで、客を盛り上げることに徹したアッパーチューンの連発。トラッド風の枯れた哀愁メロディがバンドの勢いあるグルーヴと相まって狂おしい情熱を振り撒き、さらにはエアロビクス風の女性ダンサーがブンブン動いて煽りまくり、もう泣けや笑えやのお祭り騒ぎ。ひたすら現場で鍛え上げてきたんでしょうか、ライブにおける鉄板の盛り上げ方、押し方や引き方を身体で熟知してる感じで、俺もここぞとばかりに思うさまブチ上げました。バンマスの Eugene は酒瓶持ったままガンガンに煽ってて、赤ワインか何かビチャビチャ溢してたけど後で怒られねーのかな (笑) 。文句なしにこの日のベストアクト。素晴らしかった。


以上、初日からヘトヘトに疲れて終了。明日に続きます。