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OUTRAGE 「OUTRAGE」

O

アウトレイジ

アウトレイジ

ヴォーカルが復帰して4人編成となり、5年ぶりとなった通算10作目。初めて聴きました。


過去にどんな変遷を経てきたのかは不勉強なもので分かりませんが、今作には確実にメタルに対する矜持、メタルの正義が宿ってると思います。その太く硬く鍛え上げられたヘヴィネスは思った以上に洗練された音像で、重量感を保ったままフルスロットルで砂塵を上げながら爆走という。基本的に荒々しくスラッシーな疾走感を重視しつつ、その疾走の中にロックンロール的なグルーヴ感も時には垣間見せたり、総じてひどく痛快なアグレッションとなって血を滾らせる。またタフネスと歌心を兼ね備えたヴォーカルもその強靭なアンサンブルに真っ向から対峙しており、少なくともブランクによる弱さなどは一切見当たりません。特にオープナー 「Rise」 の徐々に立ち上って爆発するヘヴィネスと、身体の奥底から滲み出るような男臭い泣きも感じられるメロディ、それらが生み出すあまりにも勇壮なドラマチシズムには一撃でやられてしまいました。また中盤の攻撃曲畳み掛けからジワリと燃える夕陽のような激渋バラード 「Shine On」 への流れもライブ的な熱い起伏があって良い。ベテランらしい安定感と現在進行形の勢いがひしひしと感じられる快作ですね。男は黙ってアウトレイジ


Rating: 8.0/10
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