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フルカワミキ 「Very」

Very

Very

約2年ぶりとなるソロ3作目。


初音ミキ。最近はみっくみくのカヴァーやったり彼女自身も VOCALOID になったりしてましたが、そちら方面の影響が今回強かったんでしょうか。4つ打ちビートの硬質なアタック感と粘りの効いたグルーヴ、キラキラ瞬くシンセ類で彩られたアッパーダンスチューンが目白押し。挑発的かつキュートな本人のヴォーカルも様々なエフェクトを施してトラックに馴染み、多少の緩急はあるにせよ、ほぼ全編タテノリの流れを崩すことなく進行していく。うむー、この作品単体で聴くぶんには悪くないけど、こういうエレクトロダンス路線については正直今更感が強く、あえて今フルカワミキが演る意義というのがちょっと見出しにくい。もちろんその辺の同人音楽に比べるとアレンジの密度は濃く、彼女らしいと言えるメロディ感覚もあって個性は感じられるわけですが、それでも Perfume 亜流の域を十分に超えてるかと言うと疑問の残る部分もあるのですね。例えばデビュー作 「Mirrors」 の頃ってもっと多様な音楽性があってフレッシュさに満ちてたと思うんですが、今回のこの、すでに手垢のつきまくった方向性にはすでに食傷状態なのでした。残念。


Rating: 5.4/10
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