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GOGOL BORDELLO 「TRANS-CONTINENTAL HUSTLE」

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Trans-Continental Hustle

Trans-Continental Hustle

ニューヨーク発、 Eugene Hütz を中心とする多国籍バンドのメジャーデビュー作。


彼らを知ったのは昨年のサマソニなのですが、その時のライブといったらそれはそれは凄いものでした。フィドルアコーディオンを導入してトラッドフォーク由来の渋味に満ちた哀愁を湛え、ヴォーカルは声を枯らしながらメロディを情感たっぷりに歌い上げる。その哀愁をちゃぶ台ごとひっくり返すかのごとくダンサブルな人力ディスコ、あるいは高速パンクサウンドで一気にブースト。汗も涙も振り絞る刹那的エモーションの奔流に一撃で打ち抜かれ、踊る阿呆に見る阿呆状態で思う存分はしゃぎまくったものです。そしてこの新作。 Rick Rubin プロデュースの影響によるものか、従来の土臭さを残しつつ小奇麗に整理された音像で、ライブの狂騒が分かりやすい形でパッケージされてると思います。しかしその小奇麗さが本来の勢いを削いでる部分もあり、先にライブを体感してる身としては少々物足りない感覚も残る。あと4つ打ちキックを基調とするリズムの組み立てが一本調子な所もあり、ずっと続けて聴くとダレてくる部分もあります。本来のポテンシャルを完全には発揮できてないような、彼らならまだまだいけるだろう!というもどかしさ。彼らはやはりライブ見なきゃダメだ。今年も来日祈願。


Rating: 7.6/10
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