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The Pains of Being Pure at Heart 「Belong」

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ビロング

ビロング

ニューヨーク出身の4人組による、2年ぶり2作目。


ロマンティックが止まらない。シューゲイザーシーンのホープであるところの彼らですが、前作はインディらしいローファイな音像が90年代初期の発掘音源のような様相を呈していたのに対し、今回はプロデューサーの尽力もあってかキレイに垢抜けて、バンドのダイナミズムがグッと増した仕上がり。クリーンよりも意外にディストーション成分が多く盛られ、荒々しさと瑞々しさが混然一体となって弾け飛ぶ。端正なリズム隊はしっかり地に足の着いた印象で、ドープな陶酔感というよりは爽快感、メロディの甘酸っぱさに重きを置いてる感じ。まー何といっても青いんだ。目が潰れるくらい青いんだ。特に 「Heart in Your Heartbreak」 「The Body」 「My Terrible Friend」 などのバタバタ疾走するアップテンポ曲の清冽さといったら。この以前に輪をかけての臆面のなさ、愚直なまでに恐れを知らない若者たちのイノセンス。それは人によってはノスタルジーかもしれないし、人によっては希望に満ちた未来かもしれないけれど、いずれにしても我々の心を捕らえ、擽り、惑わせる。これだから青春ってやつはタチが悪い。


Rating: 7.0/10
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