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Cut Hands 「Afro Noise I」

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Cut Hands : Afro Noise I

Cut Hands : Afro Noise I

ロンドン出身、 William Bennett (Whitehouse) を中心とするユニットの新作。


今月の炭疽菌。80年代から泣く子も黙るガイキチノイズを作り続けてきた彼ですが、最近は機材の充実によるためか、初期の病的な悪意垂れ流しではなく、マッチョなパワーの漲った迫力あるインダストリアル・サウンドを響かせており、その類にある程度耐性のある方ならフィジカルな快楽を得られるであろう内容。なおかつ今回はタイトル通りアフロとノイズでアフロノイズ!ってことで、アフロビートのトライバルな躍動感を取り入れてリズムのタフネスが一層強化された作り。まーアフロと言っても皆で仲良く踊れるような牧歌的なムードはまるで無く、アフロのグルーヴがインダストリアルの冷徹によって血も涙もないサイボーグと化した、さながらマシンガンダンスを誘発するような硬質ビートの雨霰。場面によっては不穏な空間的ノイズと相まってサバトの様相を呈したりも。ただ出オチ気味のコンセプトではあるものの、アグレッシブな曲からアンビエント風の曲まで、楽曲毎に趣向を凝らして流れを作る構成は意外に真っ当に音楽的。 「Stabbers Conspiracy」 「Impassion」 などは比較的分かりやすいし、デジタルハードコア好きな御仁もいかが。


Rating: 7.0/10
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