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女王蜂 「孔雀」

孔雀

孔雀

前作から半年ぶり、メジャーデビュー作となる2作目。


収録曲の多くは自主制作 CD のリテイク、ライブでもお馴染みの楽曲たち。改めて顔見せご挨拶というわけですが、そのアクの強さはやはり最近の若手では頭一つ抜けています。ショッキングに魅せる美意識と、暗闇の向こう側から立ち昇る業火のような情念。砂塵を上げるアグレッシブな勢いが身体を突き上げる 「砂姫様」 「人魚姫」 、過去のトラウマを掻き出し引き摺ってはブチ撒ける怪曲 「告げ口」 、孤独や悲しみを背負ってでも前に進もうと決意する 「燃える海」 など。他にも 「鬼百合」 「デスコ」 ではアヴちゃんの鬼のような笑顔と引き攣ったダンスが目に浮かぶようだし、総じて彼らの名刺、なおかつライブの教科書的な内容。とは言っても教科書通りに学んだだけでは足りないのが彼ら。今のところ俺が彼女らのライブを見たのは5回。その5回のうち同じようなライブは一度たりともありませんでした。見せ方において様々な試みを貪欲に取り入れ、驚くほどのスピードで進化していってる今の彼女らには、過度な期待は禁物と言ってもやはり期待してしまう。過去曲の整理を終えて次はどんな手を打つのかという意味でも注目の一枚。


Rating: 8.4/10
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