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黒夢 「Headache and Dub Reel Inch」

オリジナルとしては13年ぶりとなる7作目。


並行して復活させたサッズとの差異として、ヘヴィネスは幾分か抑え目な代わりに軽やかな疾走感とドメスティックな憂いのムードを増加し、さらにインダストリアル的な質感のプログラミング音を多く注入。あえて言えば清春ソロとサッズの中間、あるいは 「FAKE STAR」 期に近いと言えるサウンドと化して復活です。その打ち込みの取り入れ方については時代性/先鋭性などをそこまで感じられないのですが、まー流行をそこまで気にする必要があるかと言われればそうでもないかという気もする。 「ミザリー」 「アロン」 といった先行シングルは哀愁と切迫感を上手く打ち出しているし、 「Someone」 「Starlet」 なんかはいぶし銀のメロウ感と激しさをバランス良く両立した佳曲。ただやはり、アルバムトータルで見ると (特にメロディ面で) 手クセの多さが気にかかり、黒夢という名前を再度引っ張り出した意義が見えづらいというのが正直なところ。さすがに 「CORKSCREW」 の延長線上を今やってもキツいだろうし、清春という独自のカラーは十分に出ていて聴きどころは多くあるとは思いますが、従来のファンを呼び戻すような説得力があるかはちょっと微妙かと。


Rating: 6.2/10
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