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Patrick Stump 「Soul Punk」

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Soul Punk

Soul Punk

活動休止中の Fall Out Boy のヴォーカリストによる初ソロ作。


パンクは魂に仕舞い込んで。元々ソウルフルな高揚感を強く表現できる歌い手ではありましたが、今回はその歌唱力を活かして思い切りメインストリーム直行、ヒットチャート狙い撃ちな R&B ダンスポップに衣替え。 Michael Jackson や Prince なんかを意識してるのかもしれません、ファンキーで心地良い躍動をスタイリッシュに研ぎ澄ませたトラックの上で、艶やかさとネチっこさを備えたヴォーカルは 「元々こっちの畑の人だったのでは?」 と思うほど堂に入ってる。正装に着替えて襟を正し、しかし FOB 時代にもあった王道ポップスの追求姿勢は留まらず、バンドからソロへと形を変えても連綿と続いているのかなと。ただ 「エモ/パンクの枠に留まらない」 という意味でエモ/パンクを上手く活用し、様々なアイディアを導入していた FOB に比べると、良くも悪くも小奇麗に纏まってる感もありますが。しかし 「This City」 「Everybody Wants Somebody」 などはメロディに持ち前の爽快な切なさが効いてるし、8分に渡って高速ダンスビートの快楽が繰り広げられる 「Run Dry (X Heart X Fingers)」 は圧巻。いっそこの路線でバンドの肩書きが不要になるくらい化けてほしい。


Rating: 7.0/10
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