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Franz Ferdinand 「Right Thoughts, Right Words, Right Action」

Right Thoughts, Right Words, Right Action

Right Thoughts, Right Words, Right Action

4年7ヶ月ぶりとなる4作目。


前作は全体的にテンポをグッと落とし、コンセプトである 「夜」 のキナ臭くムーディなイメージを目指した作品でしたが、今作は特別コンセプトに囚われず、ラフで肩の力の抜けた内容に仕上がってると思います。メロディもギターリフもベースラインも洒脱で小粋。コミカルだったりパーティさながらに賑やかだったり、けれど決して品は損なわない伊達男たちのブリットポップXTC から Blur 、そしてこのバンドへと続く英国インディロックの系譜は連綿と受け継がれています。ただまあ良くも悪くもいつも通りのフランツって感じですよね。ファンキーな太いグルーヴが腰にクる 「Evil Eye」 のような佳曲はありますが、今までにも見せてきたフォーマットから大きく逸脱することはなく、 1st の時の新鮮味や 2nd の時のメジャーシーンに打って出ようとする気概のようなものも感じ取れない。10曲35分というコンパクトな尺も相まってえらく縮こまったような印象を受けます。彼らはどうも数年前には解散を考えていたようで、今回の保守的な作風は自分自身を見つめ直すリハビリの意味合いもあるのかもしれませんが、ちょっと力抜きすぎと違うかなー。

Rating: 5.5/10