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PLASTICZOOMS 「CRITICAL FACTOR」

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CRITICAL FACTOR

CRITICAL FACTOR

1年9ヶ月ぶりとなる3作目。


以前よりも真っ当にバンド感の出た、シンプルでソリッド、ラウドな彼ら流のロックンロールが詰まっています。80年代ゴシック/ポジティブパンクの美しい殺気から、70年代初期パンクの初期衝動的な勢いまでを内包する、強い美意識に貫かれたサウンド。バタバタと忙しなく直線的なスピード感で攻める 「RAVEN」 「CRACK」 や、ディープで妖しい空気が立ち込める 「PARADE」 、シンセサウンドを中心にロマンチックで刹那的なポップネスを見せる 「MANIAC」 「LIVE IN THE MIDDLE OF SADNESS.」 など10曲。聴き終えたあとに思うのは、ある意味彼らこそ正統的な 「ヴィジュアル系」 なのではないかと。黒づくめのメイク/ファッションもそうですが、サウンド面においても90年代初頭のヴィジュアル系黎明期を彷彿とさせる要素が多くある。特に 「RAVEN」 などはちょうど良い例で、自分にはほとんど ZI:KILLD’ERLANGER の再来のように思えてならないのです。しかも中心人物の SHO はヴィジュアル系と括られることに対して嫌悪感を表してるときた。全く狙わずに自らの信念だけでこの音に辿り着いた、彼らは間違いなく真性。

Rating: 7.7/10