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清竜人 「WORK」

WORK

WORK

10ヶ月ぶりとなる6作目。


「MUSIC」 「KIYOSHI RYUJIN」 と簡素なタイトルとは裏腹に凄まじく濃い作品を連発してきた彼ですが、今作もしかり。豪華絢爛なオーケストラル・アレンジで彩られたプリズミックな音世界。やたらとキレの良いファンキーなメロディに、英語と日本語を流暢に組み合わせた語感重視のヴォーカル。 「MUSIC」 とは別の形で、というか頭のネジを締め直した (笑) 真っ当な形でのミュージカル仕立てな内容となっています。極彩色のファンタジー世界が勢い良く幕開ける 「Zipangu」 、ダンサブルな勢いを一層増した 「UNDER」 、何だか微妙に昔のダークジャリバンV系臭い 「Microphone is...」 、ロックンロールディスコな 「Championship」 にコンセプトちゃぶ台返しの 「I Don't Understand」 と、曲が進むに従ってどんどんわけわからん方向にドライブしていく、このスリリングで危うい感覚は実に最近の彼らしい。 「MUSIC」 以降続く巧妙な計算高さと、素の自意識過剰さが拮抗するバランス。音のコンセプトが変わってもそのキモとなる部分は連綿として続いている。見てる方がハラハラするこの創作意欲のバーストっぷりは一体何処まで続くのやら。

Rating: 7.8/10