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木村カエラ 「ROCK」

ROCK

ROCK

全曲にゲスト・アレンジャーを招いた、初のカヴァーアルバム。


60〜80年代の洋楽ヒット曲、定番曲ばかりが選曲されており、これは彼女のルーツと考えて良いんでしょうか。いずれの曲もカエラ嬢の溌剌とした抜けの良いヴォーカルは元の楽曲に負けない個性を発揮しており、キュートでパワフルなカエラ調と化しています。岡村靖幸との 「Take On Me」 や石野卓球との 「Funky Town」 は思い切りエッジィでアッパーな仕上がりとなり、 N’夙川BOYS のはっちゃけたカラーがそのまま合致した 「Girls Just Want to Have Fun」 、斉藤和義のオールディーズへの愛着が滲み出た 「Crazy Little Thing Called Love」 なんかも実にカエラらしい。唯一異色だったのは 「Sunday Morning」 でしょうか。原曲を崩さない程度に華やかにした細野晴臣のアレンジが細かい所に効いてる。ただ全体的には良くも悪くも従来のカエラのイメージに沿った分かりやすい選曲という感じで、あまり大きな驚きはなかったですね。あとやっぱり彼女ってどうしてもこういう豪華ゲスト呼んだりするあたり、ロック好き寵児の金かけた道楽ってイメージが払拭できないのですよね…。それも才能の成せる業と言えばそうなのか。

Rating: 5.9/10