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下山 (GEZAN) 「凸 -DECO-」

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凸-DECO-

凸-DECO-

2009年結成の4人組による、約2年ぶり2作目。


聴く前は所謂関西ゼロ世代から影響を受けたサブカル・アヴァンギャルドなバンドだと思ってたのですが、思ってた以上にガッツリ直情的でした。志磨遼平との子を足して割ったような上擦ったヴォーカルはハッキリ好みを分けますが、衝動を剥き出しにしながらも牧歌的なポップネスがあり、垢抜けない荒々しさで突っ走るガレージ・ロックンロールは毒々しさと同時に肉体性もバッチリ。疾走感の中に何処かノスタルジックな優しさを覚える 「瘡蓋と爆撃機」 「8月のメフィストと」 、奇怪な音が目一杯詰まった爆裂ノイズパンク 「MAN 麻疹」 「となりのベジタリアン」 、面妖なダークネスが棚引くサイケナンバー 「ストリップチーズ」 、壮大なスケール感で真摯なエモーションが展開される大曲 「蒼白のとおく」 など10曲+α。全体的に頭よりも身体が先に動く動物的センスが強く働いており、随所に変化球ギミックが満載だけど狙いは常にストレート。他とは違うことをやったろうというやけっぱち感が何よりも前面に出ていて良いです。 「立てた中指で下と山」 なふてぶてしいアティテュードも含めて上昇気流感アリアリ。

Rating: 8.4/10