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about tess 「Shining」

shining

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2004年結成の6人組による、3年3ヶ月ぶり4作目。


ツインギター、ツインベース、ツインドラムの編成によるインスト・ポストロックという大まかな枠組みは以前と同じですが、緊迫感を保ちつつもさらにポップに窓口を開いている印象を受けました。テクニカルな速弾きを随所でカマしながらも全体はソリッドに研ぎ澄まされており、骨身のタフさがきっちり備わってる。その上である種ベタに J-ROCK 的とも言えるメロウな感覚、あるいはシリアスなドラマチシズムを振り撒くギターフレーズで惹き込んでくる。 「Shine」 「Seer」 などといった疾走曲ではレーベルメイトである world’s end girlfriend の 「SEVEN IDIOTS」 と近似した世界観を目指している気がするし、その一方でバウンシーなグルーヴが野蛮な熱量を奮う 「Void」 、思うさまハードロックな豪快さで攻める 「Flame」 といった変化球もあり。しかしこれは以前にも感じたことなのですが、せっかく特異な編成なのにそれを活かしきれてないというか、特にアルバム前半のストレートな曲調では人数増やす必要あったか?という疑問が拭えない。統制がカッチリ取れすぎてどうも平坦に感じることが多く、大所帯の意義が見えづらかったです。

Rating: 5.7/10