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Trap Them 「Blissfucker」

Blissfucker

Blissfucker

シアトル出身の4人組による、3年3ヶ月ぶり4作目。


前作 「Darker Handcraft」 は Kurt Ballou プロデュースということで Converge 直系の切れ味鋭いメタルコアナンバーのオンパレードとなっており、良くも悪くも Converge の影がチラついて見える内容でした。今作も同様にプロデューサーは Kurt ではあるのですが (多分) 、器用さよりも衝動が勝るストレートなハードコアサウンドへとシフトしている感があります。殺気漲るスラッジやグラインドコア魂炸裂のブラストビートが交互に顔を出し、また 「Gift and Gift Unsteady」 なんかではハードロックらしい重心の低いヘヴィグルーヴを見せるなど、とことん武骨でいなたい。ある意味元来のハードコアらしい粗野な印象があり、それがより一層アクの強さを助長しているように思います。彼らの核の部分がより生々しい姿で曝け出された、と言えるかもしれません。特に圧巻なのはラスト 「Let Fall Each and Every Sedition Symptom」 。骨身を磨り潰すようにして鳴らされる辛辣なヘヴィネスは曲が進むにつ入れてなお苛烈さを増し、最後は残った力を全て注ぎ込んで爆走。まるで拷問のような壮絶さ。

Rating: 7.1/10