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Have a Nice Day!「Anthem for Living Dead Floor」

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Anthem for Living Dead Floor

Anthem for Living Dead Floor

2011年結成の4人組による初のベストアルバム。


過去の作品から特にライブで盛り上がる代表曲ばかりを集めた内容とのことですが、ゾンビ・アメリカ・ロックンロール!な曲名とは裏腹に所謂ロックンロール曲はひとつもありません。簡素で大味なシンセサウンドを主としたヒップホップや4つ打ちディスコビート、そこにまるっきりやる気の感じられないテキトーなフロウが乗っかる、かなりスカム感の強い内容。ただライブハウスの狂騒、その刹那の煌めきに全てを投じるアティテュードだけは闇雲なまでにロックンロール。全ての楽曲からパーティーの多幸感が満ち溢れ、やたらと可愛らしいメロディはオーディエンスの脳みそを少しずつ蕩かせていく。このチープさと毒気とイノセンスがごちゃ混ぜにされて得体の知れない何かに転じたサウンドは、確かにレーベル主催者 world's end girlfriend の悪意方面のアンテナに引っかかるのも納得できる。さらにはオープナー「Blood on the mosh pit」の MV における主犯格メンバー浅見北斗の心情吐露、そして Virgin Babylon サイト上での挑発的な言説によって楽曲は不敵に補完されています。ヒール、トリックスター、いやもしかするとインディシーンの救世主?うーんまさか。

Ratng: 6.5/10



Have a Nice Day!(ハバナイ) 『 blood on the mosh pit』