2007年間ベスト10選


早いもので今年も残りわずかです。ウチもご多分に漏れず年間ベストなどを挙げていきたいと思いますよ。


ぶっ生き返す

ぶっ生き返す

Inspiration is DEAD

Inspiration is DEAD

ベスト選出にあたって即座に思い浮かんだのがこの2枚。さすがに初聴きの時ほどのインパクトはないけど、その魅力を遺憾なく発揮した傑作です。いつ聴いても血を熱く滾らせてくれる俺の中での鉄板バンド。どちらも今年に入ってさらに知名度が伸びたし、勢いに脂が乗ってるという意味でも文句なくベスト。
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Infinity on High

Infinity on High

Riot

Riot

今年の収穫2枚。この辺のマイケミ等に代表される US チャート直撃みたいなエモ/パンク系って聴かず嫌いしてた所があったんですが、そんな先入観やらを打ち砕くくらいのパワーが感じられました。バンドサウンドの骨太な厚みと突き抜けたポップさ、双方が最高の形で噛み合った傑作。
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Songs 3: Bird on the Water

Songs 3: Bird on the Water

Dry Land (Dig)

Dry Land (Dig)

一般的な定義はよく分かりませんが、絶望や葛藤といった負の感情をあくまで優しくリリカルに表現し、9割の闇と1割の光のコントラストで深い溜息を誘発する、そういうものを俺はゴスと捉え、好き好んで聴いておるのです。この2枚がそれ。素敵だわ。
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From Here We Go Sublime

From Here We Go Sublime

テクノ門外漢の俺ですが、これは単純に良いなと思いました。ミニマリズムの恍惚とシューゲイザーにも通じる柔らかな浮遊感。久々に外に出て聴きたいと思ったアルバム。何気に聴く回数多かったです。
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Hurtbreak Wonderland

Hurtbreak Wonderland

こっちは逆に部屋でゆっくり聴きたい系。10分以上の長丁場を集中力切らせずに聴かせる構成の巧さ、美しくも儚いメロディ、スパイス的な遊び心、それらが一つとなって生み出す吸引力の強さはさすが。これも鉄板。
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ルガーシーガル

ルガーシーガル

ストレートに方向転換しても変拍子でグネグネうねる引っ掛け満載だったり、歌詞は妙にドロドロと湿っぽかったりでアクの強さは相変わらず。またエモーショナルな力強さも変わらずで実にグッとくる。ライブ見てみたいなー。
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lynch. 「THE AVOIDED SUN」 。最近の若手V系でメタル/ヘヴィロックを導入してるバンドは多いですが、その中でも彼らはしっかりツボを突くメロディの良さ、肉体性の強さといった面で頭一つ抜けてると思います。今後への期待も含めて。
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以上10枚。その他にも BAD RELIGION 「NEW MAPS OF HELL」 、Beirut 「The Flying Club Cup」 、BLOC PARTY. 「A WEEKEND IN THE CITY」 、Coaltar of the Deepers 「Yukari Telepath」 、EFTERKLANG 「PARADES」 、Infernal War 「Redesekration」 、NOVEMBRE 「THE BLUE」 、筋肉少女帯 「新人」 等々候補はたくさんありましたが、今の気分で選ぶとこんな感じということです。それなりに新しい発見もあったり、刺激的な作品にポツポツ出会えたので良い年だったかなーと思いました。それでは来年もよろしくです。