少女-ロリヰタ-23区 「Marble_Shaking_Ward」

Marble_Shaking

Marble_Shaking

1年4ヶ月ぶりとなる2作目。


前作 「Brand New Ward」 が派手でキャッチーなメロディと意外なほどエッジの効いた演奏、その二つがガッツリ噛み合った高品質ヘヴィポップの応酬だったので結構期待してたんですが…ううーむ何か思いっきり肩透かし食らった気分…ていうか製作時間が足りなかったとかですかね?何か凄いやっつけ仕事な気がするんですけどコレ。やってることは先に書いた前作と全く同じ、なのに今回はメロディもヘヴィネスも前ほどの冴えが見られず不発気味、さらにアゲアゲトランス風の煌びやかなシンセやノイジーなジャングルビートといったデジタル装飾の数々もすでに前作で披露済みだし、ヴォーカルが強調されてバックの演奏が引っ込みがちなミックスにも違和感が残った。2枚目のジンクスという言葉もありますが、これだけ各要素が奇麗にグレードダウンしてる例も珍しいっつーか。あえて言えば 「Pheromone Cherry」 「CERAMIC★STAR」 あたりは特にトランス度が強く出てて面白いと思ったけど、それでもキメのフレーズ詰め込みまくりで怒涛の濃さを誇ってた前作に比べると、かなり食い足りない内容でした。


Rating: 5.2/10
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