The Go! Team 「Rolling Blackouts」

ローリング・ブラックアウツ

ローリング・ブラックアウツ

イギリスはブライトン出身の多国籍バンドによる、3年4ヶ月ぶり3作目。


これの前作 「Proof of Youth」 の時はどんな感想書いたっけと思って過去ログ見たら、今回書こうとしたこととほとんど一緒で笑ってしまった。ヒップホップ/ファンクの跳ねたグルーヴ、ネオアコ/ギターポップ風の親しみやすいメロディ、ホーンセクションも大活躍の賑やかでフレンドリーなパーティムード。いなたい音像も含めてまったく相変わらずのゴーチームです。ちょっとメロディアスな感覚が増してるかなー、というのは前作聴き返して微かに感じる程度。ライブでは盛り上がり必至であろう痛快なオープナー 「T.O.R.N.A.D.O.」 、 Camera Obscura みたいなほんわかインディポップ 「Ready to Go Steady」 、ガレージロックな演奏とアンニュイな歌声の対比が面白い表題曲 「Rolling Blackouts」 と佳曲もあり、彼ららしい個性は十分に発揮されてるので、まったく聴いたことない人はここからでも OK でしょう。ただ俺はファースト出たときから聴いてるのでね、3作続けてほとんど同じだとさすがにどうよという思いもある。多国籍で大所帯っていうところからもっと色んなアイディアが飛び出しても良さそうなもんだけど、このマンネリズムはあまり良くない意味で意外。


Rating: 5.8/10
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