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踊ってばかりの国 「グッバイ、ガールフレンド」

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グッバイ、ガールフレンド

グッバイ、ガールフレンド

神戸出身の5人組による2作目ミニアルバム。初めて聴きました。


ドロドロのグニャグニャ。バンド名からダンスグルーヴ重視の音楽性かと予想してたのですが、さにあらず。蜂蜜のように甘く蕩けるサイケデリックギター、思うさまレイドバックした腰砕けのグルーヴ感、そして佐藤伸治がさらに毒っぽく挑発的になったようなヴォーカル。60年代ロックンロール、ブルーズ、レゲエ、フォークなどの要素を消化し、脱力しきったアシッドな毒気とともに吐き出して脳内を侵す。近年のフリークフォークやニューゲイザー勢とはまた違う、古き良き時代のアシッド感を現代の感性に直結したような、泥臭く垢抜けない天然モノのサイケデリアです。歌詞では 「気持ち良くなれるなら僕はゴミでも食えるよ」 「死んでね 笑われると殺しそうだ」 と、本能的欲望を剥き出しにするブラックな狂気も朗々と歌われる。酩酊状態で色んな体液垂れ流しながら路上でグッタリ、でも目は異常に据わってるみたいな。最後の 「テカテカ」 ではそんな濃度高いサイケサウンドが13分に渡って展開しており、圧巻と言う他ない。人懐っこく暖かいメロディとファジーな轟音が脳内トリップの向こう側へと手招く怪盤。これで平均年齢20歳って、最近アンファンテリブル多すぎだろ。


Rating: 7.6/10
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