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65DAYSOFSTATIC 「WE WERE EXPLODING ANYWAY」

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We Were Exploding Anyway

We Were Exploding Anyway

イギリスはシェフィールド出身の4人組による、3年ぶり4作目。


まともに聴いたのは 「One Time For All Time」 以来なのですけども、あまり良くない意味で 「こんなバンドだったか?」 と思いました。以前の切れ味鋭いメタリックな轟音は成りを潜め、そのぶん硬質なビートやシンセによるテクノ/エレクトロニカ要素が増大。シリアスな疾走感によるドラマチシズムと同時にテクノ由来の享楽性も兼ね備え、クールな熱を帯びて暗闇をひた走るポストロックサウンド。なのだけど、 「ポスト」 の言葉本来の意味が実態をなくしてるのかと思うくらいに、目新しさがない。日本の残響レコード勢などもそうですが、空間的なギターサウンドにバタバタ暴れ回るビートというのはもはや手垢の付きまくった手法だし、テクノ要素の導入も他所のバンドが散々試みてきた手段。それをこのバンドが今のタイミングでなぞり返してる意義が見出せない。もともとこの手のジャンルの新鋭だったはずなのに、いつの間にか時代の速度に乗り遅れてしまったような、今ひとつパワーの感じられない寂しい内容でした。もっと芯の強いバンドだと思っていただけに残念。映画のワンシーンのようなジャケは好みなんですけどね。


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