読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる








電車 「~再度運転~ 『そうだ、電車聞こう』」

D

〜再度運転〜「そうだ、電車聞こう」

〜再度運転〜「そうだ、電車聞こう」

大槻ケンヂを中心とする4人組のセルフカヴァー盤。


筋少、特撮に続いてこのバンドも復活ということですが、そもそもが各メンバーのスピンオフ的なマイペースバンドであるだけに、今回もそういえば最近やってなかったなーくらいの緩いノリですかね。ただ楽曲はさすがの手練が揃っているだけに聴き応えある濃厚な楽曲ばかり。バンドの基本コンセプトが 「アングラロマン」 ということで過去作ではカルトなカヴァーも演っていましたが、今回はオリジナル曲のみを元ヴァージョンに忠実な形で再録。サトケン×ポンプ氏の図太いグルーヴが強烈なファンクナンバー 「夢見るショック!仏小僧」 「テロルおじさん」 、サイケデリックかつダーティな哀愁がジワリと滲む 「OUTSIDERS」 、不可解なロードムービーのバッドエンドを見るようなカントリーバラード 「喰らわれた女の歌」 、今作中唯一の切ない歌詞にグッとくる 「お別れの背景」 など10曲。筋少や特撮だとどうしてもヘヴィメタルやハードコアといった激しい音楽性に寄っかってしまうのに対し、こちらは程良く肩の力が抜け、オーバー40の成熟味が一番真っ当な形で表れてると思います。アングラだけど。

Rating: 7.5/10