paramore 「RIOT!」

Riot

Riot

PUNKSPRING に出演するはずだった、米国テネシー出身の4人組による2作目。初めて聴きました。


ジャケットだけ見ればやさぐれたハードコアバンドみたいですけど、内容はちょうど Avril Lavigne を彷彿とさせるガールズパンクポップ。オープナー 「For a Pessimist, I'm Pretty Optimistic」 がすでにアルバム全体を象徴してますが、演奏はタイトでガッツリとした厚みがあり、メロディは爽やかに突き抜けててキャッチーという。ヴォーカルはまだ10代らしいですが、未熟さなど感じさせず何とも堂々とした歌いっぷり。芯がありパワフルに伸びる声で、フレッシュな勢いに満ちてます。またどの曲もサビを引き立てる形でしっかりしたメリハリをつけ、勢いのある曲でもバラード曲でも引き込む流れを保ってて凄く聴き応えがある。全曲3分台なのもスカッと聴けて良いですしね。あえてお気に入りを挙げるなら、メロディの甘酸っぱさがバシッとくる 「That's What You Get」 、シリアスサイドの切れ味が冴えた 「Crushcrushcrush」 かな。いやしかしどの曲もストレートに響いてくる。最近 Fall Out Boy といい、こういうアメリカのチャート路線直球みたいなロックがツボにハマりやすいのかも。真夏の野外スタジアムがよく似合う的な。相変わらず分かりやすい子供味が大好きな俺です。


Rating: 8.6/10
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