マキシマムザホルモン 「ぶっ生き返すツアー」 @ 神戸WYNTERLAND


行ってきました。またつらつらと感想などを。


会場の WYNTERLAND は俺初めてだったんですが、キャパ500くらい?もっと広いかと思った。当然のようにソールドアウトで、行く途中には 「チケット下さい」 の札持って立ってる人もチラホラ。どこもかしこも激戦だったもんねえ…。あと客のバンドT着用率がえらく高い。8割はバンドTだったんじゃないか。それも人気の高さを裏付けてるみたいで、今の彼らの勢いを感じました。


ほぼ定刻通りに、まずはゲストの dustbox が演奏。スリーピースの直球パンクバンドでした。ひたすらファストでひたすらメロディックという。明るく切ないハーモニーに時折 「おっ」 と思うこともありましたが、俺には正直どれも同じ曲に聴こえました。しかし客は鬼のようにダイブやモッシュで大盛り上がり。体力温存とか考えてない感じで凄えなあって思った。俺は後方で温存してましたすいません。30分間をあっという間に駆け抜けて終了。


そしてホルモン。いつもの SE に乗って登場し、 「ロック番狂わせ」 でスタート。ホント後ろの方までもれなくノリノリでした。もみくちゃになって暴れてたら一気に体力消耗してヤバいと思いつつ、 「恐喝〜kyokatsu〜」 「糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー」 と容赦なく続く。相変わらず演奏はヘヴィで巧いし、 MC は芸人ばりにギャグ連発だしで嫌でも盛り上がってしまう。冷静になれば内輪ノリに見えるかもしれないけど、暴れまくって頭振っとけば何でも面白く聞こえるから不思議。そんでこのままフルスロットルで飛ばすかと思ったら、 「上原〜FUTOSHI〜」 からは音源よりも若干テンポが落ちて、どっしり腰を据えたグルーヴ重視の演奏にシフト。あんまり速い曲ばかりでもしんどいんでそういう意味では嬉しいけど、その演奏が良い感じに出てる曲とそうじゃない曲に分かれてるかなーと。 「上原」 は前者、 「絶望ビリー」 は後者といった風に。しかしファンク/ヒップホップ的な側面が強調されて印象が結構変わってたりもして、これはこれで面白いのでアリ。


そんな感じで楽しんでたんですが、途中から水分も酸素も足りなくなって本気でキツくなってきたので、中盤で廊下に退避。そしたら同じように汗だくでへたりこんでる人多数。キツいのはメンバーも一緒みたいで、だんだん MC もカミカミに (笑)。始まったら暴れっぱなしですからねえ。最初は完全ワンマンでも良かったんじゃないかと思ってたけど、やっぱり対バン交えて短期集中型のライブにした方がホルモンには合ってるのかなと思いました。それでも決してダレることなく 「踊っていこうかー!!」 の合図で本編ラスト 「恋のメガラバ」 、恒例の恋のおまじないもカマしてアンコール 「握れっっ!!」 まで突っ切って終了。いやー疲れたけど楽しかった。やっぱりホルモンはライブ見てなんぼですね。曲数自体はそれほど多くなかったけど、個人的には今回くらいのボリュームで十分満足でした。


かなりあやふやなセットリスト↓
1. ロック番狂わせ
2. 恐喝〜kyokatsu〜
3. 糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー
4. 上原〜FUTOSHI〜
5. ポリスマンベンツ
6. 絶望ビリー
7. ぶっ生き返す!!
8. アカギ
9. ブラック¥パワーGメンスパイ
10. シミ
11. falling jimmy
12. 川北猿員
13. 恋のメガラバ
(アンコール)
14. チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ
15. 握れっっ!!


「ビキニ・スポーツ・ポンチン」 聴きたかったなー。